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いまをつむぐところ
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10万年先へ

「100000年後の安全」という映画が金沢で公開中です。

原子力発電で生じた核燃料廃棄物を地下に保管する施設のドキュメントです。
フィンランドの安定な地域に施設をつくり、2100年に封をしようというプロジェクト。
100000年後まで開封せずに、破損せずに地中に封印できるか、と考えたとき、
問題の一つは、人間がパンドラの箱を開けてしまうのではないか、という可能性です。

ヨーロッパで10万年前と言えばネアンデルタール人の時代だそうです。
この時間のギャップを越えて私たちのメッセージは伝わるのでしょうか。
氷河期を越えて再び人がその地に立った時、どのようにその土地と向き合うのでしょうか。
今を伝えるにはどうすればよいのでしょうか。

美しい歴史。

人々は後世に語り継いでいくでしょう。
世界、国家の枠組みが大きく変わることはないでしょう。
私たちが美しい日々を送っていければ。

10万年。

この長期にわたって、そんなことが可能なのでしょうか。
時間に立ち向かうには、大いなる理想が必要です。

いまこそ理想を語りましょう。
人間への不信を払しょくしましょう。

そんな歴史を刻んでいきましょう。
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3分の重さと軽さ

学会参加のために千葉に来ています。
7日間の長丁場(おかあちゃん、迷惑かけます)。
万一津波が起こっても大丈夫なようにとやや標高の高い所に
宿をとったものの、10階の部屋・・・。

会場への電車旅。
久しぶりの都会をオブザベーション。
田舎(?)から出てくるといろいろ感じます。

総武線の車中でいたましい放送が流れました。
「秋葉原で7時15分に人身事故がありました。
その影響で全車遅れて運行しております。」
声から重大な事故が起こったことが分かります。

放送を聞きながら、窓の外に広がる都会の風景を見ていると、ふと、
ホテルで朝食を出してくださったおばさんの笑顔が浮かびました。
温かな心配り、やさしい言葉、山村でごちそうをいただいたときの
おばさんの笑顔となにも違わない。違うのは、受ける人たちの無表情。

海。
人は波。
この中でもがき苦しんでいる人がどれほどいるのだろう?
重荷を背負いながらも都会に住まざるを得ない状況を思うと胸が痛みます。

西船橋駅の手前で、同じ声で放送が入りました。
「3分遅れでの到着です。お急ぎのところ大変申し訳ありません」

なぜ?
こんな放送が必要?
この3分のために、神経をすり減らしている人がどれだけいるか。
この3分間、黙とうを捧げるべきではないでしょうか。

西船橋で15分ほど遅れて武蔵野線の電車が来ました。
乗り口に向かう人の動き、電車から飛び降りる人の重み。
ホームはゆっくりと電車側へ傾き、そしてゆらゆらと揺れています。

ホームを離れ、窓から景色を見ると、
電車はマンションの5階の高さを走っています。

これだけの人の流れを想定して駅を作ったのだろうか。
こんな状況を想像できる人はいないんじゃないかと思います。
もし想像できていたとしたら、防ぐ対策を考えたはず。

時は流れ、世は変わっていきます。人も変わっていきます。
いろいろなものが、限界に近付いている気がします。

日の出

明石海峡大橋

暁の明石海峡大橋。
さんふらわあデッキより。
2011.4.1.

旅人

2011_04_01b.JPG







朝のJR大阪駅。
2011.4.1.

生まれ変わる(2)知る恐怖を乗り越えよう

情報化社会と言われ、知ることに重点が置かれる中で
好奇心があふれかえっているように見えます。

しかし、知りたいけれど知るのが怖い、
そう感じることってたくさんあります。

入学試験の結果、合否どちらだろうか。
あの子は私と付き合ってくれるだろうか。
あとどれほどのことを自分は学ばねばならないのだろう。

潜在的な恐怖によって知ることをちゅうちょしてしまいます。

原子力発電ってどのくらい危険性があるのだろうか。
地震はいつ起こるのだろう、起こったらどんなことになるのだろう。
地震が発生するメカニズムは?

私たちは地震、原子力発電についても知ることを怖がっていた気がします。

私たちは「知る」以上の恐怖を経験しています。
そして、「恐れるあまりにひとまかせにしてきたのだ」と今気づいたのです。

何が起こっているか。
恐れずに注視しなければなりません。
知る恐怖を乗り越えて、未来に備えなければなりません。

その重みを今受け入れて、あらためてみんなで学んでいきましょう。
人間と科学を一段と深く理解できる素養を育むために
教育を立て直しましょう。

正しく知ってから、この国の未来を考えましょう。

内田樹さんが、原発というあらぶる神と人間がどう付き合ってきたか、
という分析をされています。おもしろい視点です。

内田樹の研究室「荒ぶる神の鎮め方」

原子力の恐怖なんて受け入れているよって方、
知るのなんて怖くないよって方に
ぜひ読んでもらいたいなと思います。

怖がらずに。


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